スプリンクラー設備などで、露出天井のダクト部や格子天井などの障害物がある場合に有効な火災感知、散水を行うことができる、感熱開放継手「サーモジョイ」を製品化しました。
感熱開放継手「サーモジョイ」は露出天井のダクト部や格子天井など散水障害がある場合に使用します。本継手を火災感知部として天井面下部に設け、さらに散水部として障害部下に開放型スプリンクラーヘッドを設置することで、有効な火災感知、散水を可能にします。
本継手1個に対し、開放型スプリンクラーヘッド2個まで接続可能※なため、障害物の上と下に開放型スプリンクラーヘッドを設置することができます。
※設備ごとに圧力損失に問題がないか確認が必要です。
感熱開放継手「サーモジョイ」は露出天井のダクトや格子天井など散水障害がある場合に使用するもので、本継手を火災感知部として天井面下部に設け、さらに散水部として障害物下に開放型スプリンクラーヘッドを設置することで、有効な火災感知、消火を可能にします。
弁体により、水を止めてます。
火災の熱によりグラスバルブが破裂し、弁体が開放します。二次側へ流水し開放型スプリンクラーヘッドから散水を開始します。
※作動後は、サーモジョイ一式を交換してください。
MHS125
MHS225
サーモジョイは、感知障害を受けにくい天井面下部に設置します。
散水を行なう開放型スプリンクラーヘッドは、障害物を回避して設置します。
本継手の設置基準(取付面との距離、取付け高さ、梁がある場合の取り扱いなど)は各設備の閉鎖型スプリンクラーヘッドの設置基準に準じます。また、本継手の設置にあたっては、消防法施行令第32条による特例申請が必要となります。